昨年12月に観た『梅切らぬバカ』の感想から
IQは言語理解においては低くはなかったが、運動機能の面はかなり低く、そのアンバランスさが指摘された。
生活していく上での自己認識している障がいを列挙すると
・運動が全般的に得意ではない
・図形認識や空間認知が上手く出来ない
具体的には 地図が読めない 絵が描けない 方向音痴
・会話を始め、自分のペースでないと行動や処理などが円滑に出
来ない
具体的には 一人喋りを延々とする パニックを起こしやす
特に最後のことについてもう少し詳しく述べると、自分のペースで行なっている時に、外からの介入が入ると、健常者であれば、一旦自分のしていることをとりあえず脇にやり、相手に焦点を当てて話を聞いたりするなど自分の行なっていることを一時的に中断しても、その後再開できるのだが、それが苦手。ゆえに、外部からの介入に対して、声を荒げてやめさせようとしたり、怒ったりすることが多々ある。
自分では決して、相手を蔑ろにしているつもりではないのだが、それが相手の方には、傲慢に映ったり、失礼なこととしてしか見てもらえない。
これは、やはり「他人に開かれておらず、自分に閉じている」すなわち自閉症の症状だと思われる。
僕はこれで苦労して来た。そして周りに面倒をかけ、問題を引き起こして来たのだ。